ライン

【 Story 〜 verse.03 ピープル・ゲット・レディ 】

ライン

Story


ある単線の終点にあたる小さな駅。
女は列車を待っている。
一時間に何本か列車はやって来るが、 女が待つ列車は来ない。

そりゃそうだ。
そもそも女は何を待っているのか、 それすらも憶えていないのに。

女には2つの影と世界が見える。
” あした ”と” きのう ”。
明日と昨日が近づいて行く。
動かすのはエゴイズム。

とげのように刺さるのは、 積み重ねてきた私のずるさ。



Cast


冬月ちき
だてあずみ(TRAPPER)

斉藤太一(TEAM JAPAN SPEC.)
霧島ロック(ここかしこの風)
三浦佑介(サルとピストル)
安田徳
武藤啓太
榊原顕
春名友美(テンダーシアター)
浅見優佳
義継太朗




【文学のサンプリングという新たなガジェット】


『THURSDAY』(09.02@中目黒ウッディシアター)にて夏目漱石「こころ」の主人公3人の過去を、
『世界の終わり』を囲む短編(10.02@渋谷ギャラリー・ル・デコ4F)にて芥川龍之介『藪の中』を鮮やかにサンプリングし、
ミステリー・ファンタジーという新たなジャンルを演劇界に一石投じたMinami Produce。

今回白羽の矢が立ったのは太宰治『フォスフォレッセンス』。
生誕100年で太宰作品が多数上演される中、マッシュアップ風リミックスという音楽的手法で太宰作品のロマンチシズムと、
太宰本人が持つ魅力的なふしだらさは残したままに、新たな演劇作品を作り上げます。