◎【南慎介による勝手な戯曲のおはなし】星にリボン◎

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作・萩原伸次(ドロブラ)

キャスト・女 佐藤千夏/男 柴田淳(ブラックエレベータ)

南が初めてこの戯曲を読んだのは2013年のことでした。今回も参加してくれている芝原弘くんのユニット「コマイぬ」が彼の故郷宮城県石巻市で行われる「R」というイベントに出展するということで東京での稽古を拝見した時のことです。

何を隠そう「コマイぬ」のひと吠えめ「花束を渡すのはだれだ?」の作演出は不肖私、南慎介でして。彼の悲願であった地元での公演、それを直接見るのは無理でも是非拝見したいと通し稽古を拝見しました。可能性が輝きながら不安で曇る、とても人間的な作品だったと記憶しています。

「星にリボン」はキラッキラのラブに満ち、年齢特有の悩みと社会のと軋轢、そして想像の少しだけ先を行く展開が魅力的な戯曲です。今回上演の作品は「ヒカリモノ」という萩原さんの別の戯曲を2013年度版の演出家である旧知の石塚うた氏(サルとピストル:現あサルとピストル)がくっつけた言わば「新版:星にリボン」だそうです。

萩原さんはすでに鬼籍に入っていらっしゃいますが、毎年のように再演される作品があるというのは本当に素晴らしいことですね。プロジェクト・ドロブラの方々や当時のドロブラの関係者であった芝原弘くんには上演に向けて尽力して頂き、感謝の念に堪えません。

上演は昼の回。
佐藤千夏と柴田淳をキャストに愛に満ちてお届けします。「星にリボンをつけて、あなたに」。