【俳優紹介④】加順遥【辺境】

投稿日: カテゴリー: 辺境、どこまで行っても

加順遥。奈良県出身。
かつて劇団という闇の組織に所属していたが、路上で果物を売りきるノルマに耐え切れず出奔した(#新入社員果物を売る)。
過去の主な出演劇団はチタン美人、石原正一ショーなど。
地元の住民の半分は鹿で、残りの半分は大仏らしい。なるほど、神社に一緒に行きたい系女子である。

―――普段どういう役を演じることが多いですか?

別に自分が好きとかこだわりがあったわけじゃないんですけど、コントやコメディに出ることが多くて。関西弁を喋れるのもあるので、やかましい役とかマイペースな役が多いような気がします。一つも笑わないような役はやったことがないのでやってみたいですね。台詞がひとつもないとか。

―――今回の役について教えて下さい。

今回いわゆる「当て書き」をしてくださったのもあって、空気の流れ方というか雰囲気が馴染みやすいですね。自分に似ていると思います。どっちつかずというか、中立というか。どっちもそうだよねって話を聞ける感じとか。

―――今回のテーマである、岸上大作や、彼の遺作である「ぼくのためのノート」についてどう思いますか?

最初は岸上大作という人を調べれば調べるほど怖いな、というか。ストーカーかよ、くらいに思っていたんですけど。「ぼくのためのノート」をずっと読んでいくにつれて認めるというか、「こういう生き方しかできなかったんだ」と思っています。悪いイメージはないですね。

調べて近づいていかないと、と思っているうちに岸上が隣にいるような、近くにいるような不思議な気持ちです。だからもっと岸上もいろんなことを知ってもらったらよかったのかなあ、って。高瀬さん(※詩人・高瀬隆和。岸上の親友で、死後岸上の足跡を残すために尽力した)みたいな理解者もいたわけですし。(岸上に言い寄られた)女の子だって、「気持ち悪い」って感じていた人も「なんだ、この人不器用なだけなんだ」って思えたかもしれないですよね。

―――「気持ち悪い」といえば、普段どういう異性に好かれやすいですか?

(気持ち悪いといえば…?)
ああぁー。
わたし普段、癖のある人に好かれやすいんですよね。(向こうが何を言っても)当たり障りがないように「うんうん」「あー、すごいー」って聞くから。だから、本当に好きな人には好いてもらえなくて、「お前なんて全然だよ」みたいな人に、好かれやすいです(笑)

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加順遥さんへのインタビューは始終和やかに行われましたが、
岸上へのあくなき探究心とインタビュアーへの共感を隠しきれない内容でした。
そんな加順さんを観るなら

Minami Produce verse.08「辺境、どこまで行っても」(詳細はこちら
(※文面には一部虚偽の内容を含みます。念のため。)

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